ドコモ「スマートウォッチ03」が11月25日発売、価格8980円 最大7日間駆動と1.93型有機ELの入門モデル

ドコモ スマートウォッチ03のカラーバリエーション(ブラック・ベージュ・ラベンダー・さくら)

NTTドコモは、初めてスマートウォッチを使う人に向けた新モデル「スマートウォッチ03」を、2026年11月25日(水)に発売します。ドコモオンラインショップでの価格は税込8,980円で、1.93インチの有機ELディスプレイと最大7日間使えるバッテリーを備えながら、1万円を切る価格に収めました。

この記事では、ドコモの発表内容をもとに、スマートウォッチ03の特長・仕様・対応スマホ、買う前に知っておきたい注意点、どんな人に向いているかをまとめます。

ドコモ スマートウォッチ03の4色(ブラック・ベージュ・ラベンダー・さくら)
画像:NTTドコモ
目次

ドコモ「スマートウォッチ03」の概要

スマートウォッチ03は、ドコモが自社ブランドで販売するスマートウォッチの3機種目です。スマホを取り出さなくても電話やメッセージの着信が分かり、腕に着けているだけで歩数・心拍数・睡眠の状態を記録できる、いわゆる「入門向け」の位置づけです。

項目 内容
製品名 スマートウォッチ03
発売日 2026年11月25日(水)
価格(ドコモオンラインショップ) 8,980円(税込)
36回分割払い 1回目 265円/月、2回目以降 249円/月
カラー ブラック、ベージュ、ラベンダー、さくら
販売チャネル 全国のドコモショップ、ドコモオンラインショップ、Amazon、dショッピング ダイレクト、ひかりTVショッピング 楽天市場店、ひかりTVショッピング Yahoo!ショッピング店

価格8,980円はドコモオンラインショップで買う場合のもので、ドコモショップの店頭価格は店舗によって異なるとされています。Amazonなどのネット通販でも扱われるため、ドコモショップに行かなくても手に入れやすい販売形態です。

前モデルの声から生まれた3つの改良点

ドコモの発表では、先に発売した「スマートウォッチ01」「スマートウォッチ02」の累計販売台数は、2026年10月1日時点で7万台を超えました。スマートウォッチ03は、この2機種の購入者アンケート(有効回答674件)で多かった要望をもとに開発されています。寄せられた要望は大きく3つです。

  • 初期設定を分かりやすくしてほしい
  • 画面を見やすくしてほしい
  • バッテリーを長持ちさせてほしい

スマートウォッチ03は、この3点をそれぞれ改善したモデルです。以下で順番に見ていきます。

QRコードを読むだけの「かんたん初期設定」

スマートウォッチで最初につまずきやすいのが、専用アプリを探してインストールし、Bluetoothでスマホと接続する作業です。スマートウォッチ03では、ウォッチの画面に表示されるQRコードをスマホで読み取るだけで、専用アプリのインストールからスマホとの接続、基本設定まで進められます。箱にはイラスト付きの「かんたん使いはじめガイド兼保証書」も入っています。

1.93インチ有機ELで文字が最大約1.5倍に

ディスプレイは1.93インチの有機EL(368×448ピクセル)です。表示する文字はスマートウォッチ01と比べて最大約1.5倍まで大きくなりました(画面や文字によって拡大率は異なります)。さらに時刻を常に表示しておく機能にも対応したため、ボタンを押したり手首を傾けたりしなくても時間を確認できます。腕時計として使う時間が長い人にはうれしい改良です。

最大7日間のバッテリーで充電は週1回の目安に

バッテリー容量は400mAhで、充電時間は2.5時間。連続利用時間は最大7日間で、スマートウォッチ01と比べて最大約1.5倍に伸びました。ただしこの数字は、常時表示なし・自動心拍測定あり・ハンドジェスチャーあり・画面点灯時間15秒という、ドコモ所定の条件で測った結果です。時刻の常時表示を使うと、連続利用時間は短くなると明記されています。

健康管理と便利機能

日中の歩数・消費カロリー・心拍数・ストレスレベルに加えて、夜間の睡眠状態も自動で記録します。仕様表には、血中酸素飽和度、運動記録、月経周期といった項目も並んでいます。センサーは光学式心拍(PPG)センサーと加速度センサーです。

記録したデータのうち、歩数と睡眠のデータはドコモの健康アプリ「dヘルスケア」と連携できます。dヘルスケアでは記録をグラフで振り返れるほか、健康ミッションを達成するとdポイント(期間・用途限定)がもらえます。dヘルスケアはドコモ回線を契約していなくても使えますが、dアカウントが必要です。

そのほかの機能は次のとおりです。

  • 電話・メッセージ・LINEなどの通知(通知の振動を従来より強化)
  • 緊急ブザー(外出先などで不安を感じたときに、ウォッチからブザー音を鳴らす)
  • 座りすぎアラート、水分補給アドバイス、アラーム、天気
  • スマートフォンを探す、電卓、パスコードロック
  • 100種類以上のウォッチ画面、好きな写真を待ち受けに設定

なお、ドコモは本製品を一般的なウェルネス・フィットネス向けの製品としており、医療機器ではありません。病気の診断や治療を目的としたものではない点は理解しておきましょう。緊急ブザーも、事故や犯罪の防止、救助を保証するものではないとされています。

スマートウォッチ03の主な仕様

項目 スマートウォッチ03
ディスプレイ 1.93インチ 有機EL(368×448ピクセル)
サイズ 約261×39.5×12mm(バンド部含む)
重さ 約24g(バンド部除く)
バッテリー 400mAh、最大7日間の連続利用、充電時間2.5時間
対応OS Android 5.0以上/iOS 9.0以上
通信方式 Bluetooth 5.4
防水・防塵 IP68
センサー 光学式心拍(PPG)センサー、加速度センサー
連携アプリ TechWear、dヘルスケア(歩数・睡眠データ)
バンド 取り付け幅20mm、バネ棒式
同梱品 本体、バンド、充電ケーブル、かんたん使いはじめガイド兼保証書

バンドは取り付け幅20mmのバネ棒式で、同じ幅の市販バンドにも付け替えられます。ただし、バンドの端の形や取り付け部分の厚みによっては使えない場合があるとのことです。本体と画面を守る専用クリアケースも用意されており、こちらはドコモオンラインショップのみの取り扱いです。

買う前に確認したいポイント

スマホとはBluetoothでつなぐ

通信方式はBluetooth 5.4のみで、ウォッチ単体でモバイル通信をする機能は仕様に記載されていません。着信やメッセージの通知は、近くにあるスマホから受け取る仕組みです。そのため、ウォッチだけを持ってスマホを家に置いて出かけると、通知は届きません。

dヘルスケアとの連携には追加アプリが必要

本体の設定やデータ確認には「TechWear」アプリを使います。dヘルスケアにデータを送るには、TechWearに加えて、iPhoneでは「ヘルスケア」アプリ、Androidでは「ヘルスコネクト(Health Connect)」アプリが必要です。歩数と睡眠以外のデータ(心拍数など)はdヘルスケアの連携対象になっていない点にも注意しましょう。

仕様表に載っていない機能

発表された主な仕様には、GPS、おサイフケータイ(FeliCa)・Suicaなどの決済機能、通話用のマイク・スピーカーについての記載はありません。ランニングのルートを記録したい人や、改札をウォッチだけで通りたい人は、これらの機能を備えた上位のスマートウォッチを検討したほうがよいでしょう。

独自の考察:どんな人に向いているか

スマートウォッチ03の特徴は、機能の多さよりも「迷わず使い始められて、毎日着けていられること」を重視している点です。QRコードを読むだけの初期設定、最大約1.5倍の大きな文字、強めの振動、週1回程度の充電で済むバッテリーは、どれも機械が苦手な人やスマートウォッチを初めて使う人がつまずきやすいところへの対策といえます。

特に向いていそうなのは、次のような人です。

  • 親へのプレゼントを考えている人:大きな文字、孫やペットの写真を待ち受けにできる機能、緊急ブザーは、離れて暮らす家族への贈り物と相性がよい要素です。
  • 歩数や睡眠を手軽に記録したい人:dヘルスケアでポイントをためながら健康づくりを続けられます。ドコモ回線でなくても使えるのは大きな利点です。
  • スマホの通知を見逃しがちな人:かばんにスマホを入れていても、着信やLINEの通知を手元の振動で気づけます。

一方で、GPSによる運動の記録や、ウォッチでの決済・通話を求める人には物足りないはずです。IP68の防水防塵には対応しているものの、本格的なスポーツ用途より、日常の健康管理と通知確認に絞ったモデルと考えるのが自然です。

価格面では、8,980円という設定がポイントです。ドコモオンラインショップの36回分割払いなら、2回目以降は月249円です。Amazonなどでも売られるため、ドコモユーザー以外にも選択肢になります。スマートフォンの対応OSもAndroid 5.0以上、iOS 9.0以上と幅広く、古めのスマホを使っている家族にも合わせやすい点は見逃せません。

よくある質問

ドコモ回線を契約していなくても使えますか?

スマートウォッチ03はBluetoothでスマホとつなぐ製品で、Amazonなどドコモ以外の販路でも販売されます。連携する「dヘルスケア」も、ドコモ回線の契約の有無にかかわらず利用できます(dアカウントが必要です)。

iPhoneでも使えますか?

使えます。対応OSはiOS 9.0以上、Android 5.0以上です。dヘルスケアと連携する場合、iPhoneでは「ヘルスケア」アプリが必要になります。

バッテリーは本当に7日間もちますか?

最大7日間は、常時表示なしなどドコモ所定の条件で測った値です。時刻の常時表示を使ったり、通知が多かったりすると短くなります。条件次第で変わる目安と考えてください。

お風呂や水仕事のときも着けたままで大丈夫ですか?

防水・防塵はIP68に対応しています。ただし、お湯や石けん、温泉などの扱いについては発表資料に記載がないため、取扱説明書で確認するのが安心です。

まとめ

ドコモの「スマートウォッチ03」は、2026年11月25日に8,980円で発売される入門向けのスマートウォッチです。前モデルの購入者の声を受けて、QRコードによるかんたん初期設定、1.93インチ有機ELと大きな文字、最大7日間のバッテリーという3点を改良しました。歩数と睡眠のデータはdヘルスケアと連携でき、ドコモ回線がなくても使えます。

GPSや決済機能はありませんが、「通知を見逃さない」「健康の記録を続ける」という基本に絞れば、1万円以下でそろう手軽な1台です。初めてのスマートウォッチや、家族へのプレゼント候補として検討してみてはいかがでしょうか。

参考ページ

ドコモ スマートウォッチ03のカラーバリエーション(ブラック・ベージュ・ラベンダー・さくら)

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