Nothing Phone (4b)が国内発売、価格5万9800円でおサイフケータイ対応

Nothing Phone (4b)のブラック・ホワイト・ブルーの背面と前面

英国のNothingが、Androidスマートフォン「Phone (4b)」を日本で発売します。Nothing公式ストアでは10月20日から予約を受け付けており、価格は5万9800円(8GB+128GB)。楽天モバイルでは10月27日に5万8900円で発売され、同社限定色の「ブルー」も選べます。Snapdragon 6 Gen 4、Nothing史上最大の5200mAhバッテリー、おサイフケータイを備え、6万円を切る価格で日常使いに必要な機能をひととおりそろえたモデルです。

Nothing Phone (4b)のブラック・ホワイト・ブルーと前面の画面
画像:楽天モバイル
目次

Nothing Phone (4b)の概要|発売日・価格・販売チャネル

Phone (4b)は、Nothingのスマートフォンの中で「Phone (4a)」より下に位置づけられるモデルです。上位機の「Phone (4a) Pro」のデザインを受け継ぎつつ、素材や性能を見直して価格を抑えています。ストレージは128GBの1モデルのみで、容量で迷う必要がないのも特徴です。

販売はNothing公式ストアと楽天モバイルが中心です。Nothing公式ストアの商品ページでは「10月末より順次出荷予定」と案内されています。楽天モバイルは公式サイトと「楽天モバイル公式 楽天市場店」で10月20日午前11時に予約受付を始め、10月27日午前9時に発売します。全国の「楽天モバイルショップ」でも同日から販売されます。

販売チャネル 価格(税込) カラー 予約・発売
Nothing公式ストア 5万9800円 ホワイト、ブラック 予約受付中(10月末より順次出荷予定)
楽天モバイル 5万8900円 ブルー(限定)、ホワイト、ブラック 10月20日予約開始、10月27日発売

楽天モバイルでは、他社からの乗り換えで「Rakuten最強プラン」または「Rakuten最強U-NEXT」を初めて申し込むと最大1万6000ポイントが還元され、実質4万2900円で購入できるキャンペーンも用意されています。ポイントは期間限定ポイントで、エントリーなどの条件がある点には注意が必要です。

デザイン・カラー|4a Proゆずりのユニボディとシースルー

背面はPhone (4a) Proのスタイリングを受け継いだユニボディです。Phone (4a) Proは金属製ですが、Phone (4b)は樹脂製のボディにUV加工とソフトタッチコーティングを施し、手になじむ質感に仕上げています。Nothingは、新しいユニボディ構造は従来のNothing Phoneと比べて曲げに強くなったと説明しています。

Nothing Phone (4b)のブラック・ホワイト・ブルーの3色
画像:Nothing Technology

カメラ周りには、Nothingらしいシースルーのデザインを採用しています。透明な熱可塑性ポリウレタン樹脂を精密に成形し、内部の構造がのぞくようにしたうえで、下にあるカラーもきれいに見えるよう設計されています。

背面には、光で通知を知らせる「Glyphバー」を搭載しています。特定の人からの連絡や特定の言葉を含むメッセージが届いたときだけ光らせる設定ができるほか、配車・配達の進み具合、タイマー、充電状況なども表示できます。明るさはPhone (3a) Proと比べて40%向上しました。動画撮影中であることを周囲に知らせる赤い録画ライトとしても使えます。

Nothing Phone (4b)ブルーの背面
画像:Nothing Technology

本体サイズは高さ164.4mm×幅78.2mm×厚さ8.6mm、重さは210g。防塵・防水はIP64で、水深25cmの水中に最長20分間浸しても問題ないことが検証されています。ただし楽天モバイルの案内では、防水性能はIPX4(防滴)で水中での使用はできないとしているため、水回りでの扱いには注意しましょう。

Nothing Phone (4b)のスペック

プロセッサーはQualcommの「Snapdragon 6 Gen 4」です。Nothingは「Phone (3a) Lite」と比べて、CPUの処理速度が15%、グラフィックス性能が25%、AIの処理速度が最大240%向上したとしています。メモリは8GB(LPDDR4X)、ストレージは128GB(UFS 2.2)です。

項目 Nothing Phone (4b)
OS Nothing OS 4.1(Android 16)
プロセッサー Snapdragon 6 Gen 4(オクタコア)
メモリ/ストレージ 8GB(LPDDR4X)/128GB(UFS 2.2)
ディスプレイ 6.77インチ スーパーAMOLED、1080×2344(381ppi)、最大120Hz
輝度 ピーク2000ニト、屋外1200ニト
メインカメラ 約5000万画素、f/1.8、1/2.76インチ、OIS+EIS
超広角カメラ 約800万画素、f/2.2、画角119.5°
フロントカメラ 約1600万画素、f/2.4
バッテリー 5200mAh
充電 有線33W、リバース有線充電7.5W
防塵・防水 IP64
生体認証 画面内指紋認証、顔認証
おサイフケータイ 対応
SIM nanoSIM+eSIM(デュアルSIM)
5G Sub6のみ対応
無線 Wi-Fi 6、Bluetooth 6.0
サイズ/重さ 164.4×78.2×8.6mm/210g

ディスプレイは6.77インチのスーパーAMOLEDで、リフレッシュレートは表示内容に合わせて最大120Hzまで切り替わります。タッチサンプリングレートは最大1000Hz、PWM調光は480Hzで、カバーガラスにはドラゴントレイルプロを採用しています。

Nothing Phone (4b)でゲームを表示した画面
画像:Nothing Technology

ゲームは最大120FPSでのプレイに対応します。4400mm²の冷却システムを備え、長時間のプレイでも反応の良さを保てるとしています。

バッテリーは5200mAhで、Nothingのスマートフォンとして最大の容量です。公称の持ち時間は通話46時間、音楽再生34時間、動画ストリーミング最大22時間。33Wの急速充電では30分かからずに50%まで充電できます。ワイヤレス充電には対応していませんが、ケーブルでほかの機器に給電する7.5Wのリバース充電が使えます。

カメラ・機能|OIS付き5000万画素と2眼構成

背面カメラは、約5000万画素のメインと約800万画素の超広角の2眼構成です。メインカメラは光学式手ブレ補正(OIS)と電子式手ブレ補正(EIS)を組み合わせ、オートフォーカスには位相差AF(PDAF)を使います。望遠カメラはないため、遠くの被写体はデジタルズームで撮ることになります。

Nothing Phone (4b)のシースルーデザインのカメラ部分
画像:Nothing Technology

動画は4K/30fps、1080p/30・60fps、1080p/120fpsのスローモーションに対応します。フロントカメラは約1600万画素です。

ソフトウェアはAndroid 16ベースのNothing OS 4.1で、AIを使った「Essential AIツール」を搭載しています。アップデートは最初の販売開始時点から数えて、Androidのバージョンアップが3年、セキュリティアップデートが6年提供されます。この価格帯としては長めのサポート期間です。

独自の考察|Phone (4a)とどちらを選ぶ?

Nothingは現在も上位の「Phone (4a)」を販売しています。公式ストアの商品ページで両機種の主な仕様を比べると、次のようになります。

項目 Phone (4b) Phone (4a)
プロセッサー Snapdragon 6 Gen 4 Snapdragon 7s Gen 4
ディスプレイ 6.77インチ スーパーAMOLED 6.78インチ フレキシブルAMOLED
バッテリー 5200mAh 5080mAh
充電速度 33W 50W
防塵・防水 IP64 IP64
重さ 210g 205g

処理性能と充電速度はPhone (4a)が上で、Phone (4b)はバッテリー容量で上回ります。ゲームを快適に遊びたい人や、短時間で充電を済ませたい人はPhone (4a)、SNSや動画、キャッシュレス決済が中心で電池の持ちを重視する人はPhone (4b)が向いています。なお、執筆時点のNothing公式ストアでは、Phone (4a)の8GB+128GBモデルが5万8800円と表示されており、両機種の価格差はほとんどありません。購入前に両方の価格を確認し、性能を取るか電池持ちを取るかで選ぶとよいでしょう。

もう一つ確認したいのが、通信キャリアとの相性です。Phone (4b)の5Gはn77・n78などに対応する一方、NTTドコモが使うn79は対応バンドに含まれていません。ドコモ回線で5Gを多用する人は、この点を理解したうえで選びましょう。楽天モバイルはn77に対応しているため、楽天モバイルで使う場合は特に気にする必要はありません。

楽天モバイルで乗り換えと同時に購入する場合は、ポイント還元により実質4万円台前半になります。すでに楽天モバイルを使っている人や、限定色のブルーが欲しい人は楽天モバイル、SIMを自由に選びたい人はNothing公式ストアという選び方が分かりやすいでしょう。

よくある質問

Nothing Phone (4b)の発売日はいつですか?

楽天モバイルでは2026年10月27日に発売されます。Nothing公式ストアでは予約を受け付けており、10月末から順次出荷される予定です。

おサイフケータイは使えますか?

使えます。おサイフケータイに対応しているため、対応する交通系ICや電子マネーのサービスをスマートフォンで利用できます。

ブルーはどこで買えますか?

ブルーは楽天モバイル限定のカラーです。Nothing公式ストアではホワイトとブラックを販売しています。

ワイヤレス充電には対応していますか?

対応していません。充電はUSB Type-Cによる有線充電(最大33W)です。

OSのアップデートは何年受けられますか?

最初の販売開始時点から、Androidのバージョンアップが3年、セキュリティアップデートが6年提供されます。

まとめ

Nothing Phone (4b)は、Phone (4a) Proゆずりのデザインに、Snapdragon 6 Gen 4、5200mAhバッテリー、おサイフケータイ、eSIMを組み合わせたミドルレンジのスマートフォンです。Nothing公式ストアでは5万9800円、楽天モバイルでは5万8900円で、楽天モバイルでは10月27日に発売されます。性能を重視するなら上位のPhone (4a)も候補になりますが、電池の持ちと6年間のセキュリティアップデートを重視し、Nothingらしいデザインを手ごろに楽しみたい人には有力な選択肢です。

参考ページ

Nothing Phone (4b)のブラック・ホワイト・ブルーの背面と前面

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